Transportation部門はAmazonの配送スピードを司っているといえる幹線輸送(Middle Mile)を担っています。物流拠点(FC)から最終配送拠点(Delivery Station:DS)に引き渡すまでの幹線における膨大なデータを分析し、それを元に的確な課題解決・計画立案・プロジェクトを遂行することで配送スピードと品質の向上に繋げています。また、SCM部門はオペレーション全体に影響するシステムの構築に加えて、物流網全体の分析とそれに基づく戦略も担っています。両部門共にさまざまなステークホルダーと連携しながら、複雑なルート設計や配送車両の手配のみならず「事業計画を基にしたFC建設計画の立案および実行」「配送負担を減らすための法人様向けビジネスの企画実行」「各配送毎のコスト分析を元に更なるリダクションに繋げる施策」といった多岐にわたるプロジェクトを遂行しています。
■Amazon FinanceのFocus Point
・ Controllership
・ Financial and Tax Regulations
・ Financial Planning and Analysis
・ Long-Term Free Cash Flow
・ Data Analytics
・ Delivery Speed improvement
・ Kaizen
・ Customer Experience
AmazonのFinanceでは、各Functionのビジネスパートナーとなって、ビジネスの更なる発展を支援します。
成長戦略を検討するにあたって、Finance部門はただコストを管理し、分析するだけではありません。膨大なデータから課題を特定し、改善点を見出したうえで、成長するための戦略を立案し、Business Functionとの合意形成を行って、実際に実行するところまでを担います。
業務では、常に上に記載したFocus Pointを重視して遂行することが求められます。
例えば、このようなビジネス上の課題を分析・解決します。
■輸送網スピード及びコスト予測
どこに拠点を設け、輸送ルートを設定すれば、より早く、コストのバランスの取れた輸送網を構築できるのか?
■物流拠点の効率化
物流拠点の効率的な運用のために自動化に投資すべきか、投資した場合のROI(Return On Investment)は成立しているか?
■持続可能性 Sustainability
建屋やトラックなどの設備投資が温室効果ガス削減目標にどのように影響するか?
Financial Analystとして最も身近なキャリアパスは同チーム内での昇進ですが、それ以外にもInternal Transfer制度(社内異動)を通じたキャリア形成が可能です。
上司は部下の理想のキャリアを達成できるよう、1対1の面談などの中で希望を確認し、必要なサポートを行うことになっています。
特にFinancial Analystの職種は日本のOperations部門だけでなく、日本国内/外の他のFunctionにもあるため、社内での経験を積んでいきやすいポジションです。
・人事評価
人事評価はAmazonの行動指針であるLeadership Principlesを発揮しているかどうかを360度で評価した結果とKPIの達成度を総合して行われます。
・昇進
達成した成果や評価に基づいて随時行われます。
・Internal Transfer制度
自ら社内のOpenポジションに応募する制度です。常に世界中の求人中のポジションが社員に対して公開されており、自分のキャリアイメージに応じて自由に応募することが可能です。
Financeの役割を一言でいうと「ビジネスの全体最適を図ること」です。
各部門にはそれぞれの役割やミッションがあります。私が所属しているオペレーション部門のビジネスの例を挙げるならば、Fulfillment Center(物流拠点)では拠点内オペレーションの生産性向上、Amazon Logistics(配達事業)ではスピードやサービス品質の改善が大きな命題です。Financeは、各部署と深く関わりながら、サプライチェーン全体のコストの最適化や投資効率の向上を図ります。AmazonはGemba(現場)を大切にしており、ビジネスがオペレーションを展開している中から生まれるイノベーションを実現していくことを目指しています。私たちFinance部門に期待されているのは、物流全体を俯瞰しながらGembaのアイデアに財務的な裏付けをとることで、物流網全体にとってプラスとなるようにサポートしたり、改善活動を促したりすることです。時には自ら推進することもあります。
サプライチェーンのEnd to Endを見渡しながら、各自の担当するビジネスに深く入り込んで仕事をすることです。Amazonの行動指針であるLeadership Principleには「Think Big」と「Dive Deep」という2つの項目がありますが、これをフルに発揮していただくことと言えるでしょう。オペレーション部門では物流をいくつかのビジネスに分割して管理していますが、実際にはお客様にご注文をいただいてからお届け先に配送するまで一連の流れでつながっています。視野を広く持ち、自分の担当領域の上流や下流のプロセスへの影響も考えながら、コストを最適化すること、投資の費用対効果を最大化することがミッションです。そのためには、オペレーションを深く理解して財務的見地からナビゲーションしていくことが必要です。経営者の視点に立ってミクロとマクロ両方を見ることが求められます。
国籍、性別、バックグラウンドを含め多様な人材が多様な見方を持ち寄ることで、刺激が増え、新しい変化に対して解決策のオプションが増えることを実感しています。繰り返しになりますが、Finance部門の使命は財務的、定量的なアプローチで、ビジネスをナビゲーションし、お客様やステークホルダーへの価値を高めることにあります。調整役になる私たちが多くのオプションを提示できるということが、Financeとしての価値を向上させるのです。また、最近はカーボンニュートラル等、ビジネスに新たな価値観が入ってきています。変化に柔軟で革新的な組織であることが、経営にとっても大きなメリットになります。
また、Finance部門という組織の中の世界観が拡がることが、組織の活性化を促しています。
多様な人材が活躍する環境を整えるというのは、個々の社員一人ひとりを尊重するということだと思っています。それぞれの社員が持つ属性に応じて、上司との1on1などを通じてベストな働き方を探り、できる限り実現できるようにサポートしています。
私たちAmazon Japanのオペレーション部門では、中長期ビジョンとして「To Be Earth’s Best Employer」を掲げています。Financeキャリアを目指すプロフェッショナルにとって、AmazonのJapan Operations FinanceがBest Among Amazon、Best In Japanでありたいと思います。優秀なタレントが切磋琢磨できる場であり続けることで、Amazonの大切にしている「Day1の精神」を体現し、革新的であり続けることができる。そしてそれが、「最もCustomer Centricな企業」としてAmazon Japanが成長を続けるための原動力になると確信しています。